1975年 12月23日〜12月26日  栂池スキー場から白馬大池手前まで

  大学1年のクリスマス前後。山岳部の仲間4人と初めての山スキーで、栂池から白馬岳を目指して入山。
初心者が冬の白馬岳に行けるはずもなく、大キスリングに大鍋を担がされ、しかも木のスキー板、ストックは
竹製。金具はカンダハという、バネのお化け見たいな代物。 さんざん転んで膝を痛めてしまった。これに懲り
て、大垣労山に入会するまで、十五年間ほど、スキーの空白期間ができた。

  白馬三山が綺麗だった。 ↑

 当時のスキー道具。札幌秀岳荘から取り寄せた。 ↑

  見にくいですが、大キスリングに大鍋を背負っているのが私です。 ↑

 ナイロンタフタのオーバーヤッケは、温度が下がるとガリガリに凍り付いて痛かった。 ↑

 一人女性が参加していましたが、ゲレンデで格好良く滑る友人に出会って、我々のどんくさい恰好に悲観
して、初日からリタイヤしてしまいました。 ↑

 その晩、男三人で雪洞を掘ってクリスマスイブの酒盛り。女性が帰ってしまった寂しさもあってか、飲みすぎ
ひどい二日酔いでした。 ↓