僧ヶ岳・越中駒ケ岳

---2004年度春合宿---

日 時: 200451(午後8時発)53(午後8時帰着) 天候 : 快晴・晴れ
参加者: HI(CL)・HT(SL)・MY・ST

コースタイム

  • 5/1: 大垣西濃庁舎(20:00)→5/2 片貝川東又谷駐車場(0:30)
  • 5/2: 片貝川東又谷駐車場(6:30)→僧ヶ岳登山口(7:30)→伊折山(10:00成谷山(11:00)→僧ヶ岳(12:30)
  • 5/3: 僧ヶ岳テント場(5:10)→北駒ケ岳(6:10)→駒ケ岳(6:50テント場(8:109:30)→僧ヶ岳登山口(11:40)→駐車場(12:3013:30)
  • 5/3: 駐車場(12:3013:30)→金太郎温泉(14:0015:00)→魚津回転すし(15:3016:00)→魚津IC(16:10)→Y女史宅(20:20)→大垣(21:00)

コース概要

 入山は魚津から片貝川に沿って山の方に入っていく。去年の今頃は(毛勝山)片貝山荘のさらに奥まで車を乗り入れることが出来たが、今年は沢筋より流れてきた雪が林道を遮断していて、片貝山荘手前2kmmで車はストップである。河原にテントを設営し、仮眠をとる。午前4時30分に起床。 片貝山荘まで40分程かかった。僧ヶ岳への登山口は、さらにここより400m先の、阿部木谷出合の橋手前の「東又コース入口」の標識より入る。

河原の駐車場

片貝山荘

僧ヶ岳への登山口

 登山口からいきなりの急登である。最初の300mの登りがとくにきつい。固定ロープが数多く張られているので、ゆっくり登る。久しぶりの本格的登山のY女子はしんどそうである。私と女房、I氏とY女子の2パーティーに分かれる形となる。I氏と、「僧ヶ岳を目安として先行し、テン場を確定したら、サポートに戻ってくる」と打合せて、Tパーティーが先に行く。 1200mを過ぎたあたりから雪が出始める。伊折山を過ぎた1465m地点が絶好のビューポイントである。振り返れば毛勝山が大きくそびえ、東には駒ケ岳、行く先には目指す成谷山から僧ガ岳への稜線が見渡せる。駒ケ岳の方は地形が急で雪もあまり留めていない。

急な登り

1465mからの駒ケ岳を背景に

毛勝山が大きくなる

 1600mのピーク(成谷山)に出ると眼下に富山平野と富山湾が広がる。そこからは少し痩せてきた気持ちのいい尾根を2時間半ほど辿ると、1855mの僧ヶ岳頂上に着く(12:30着)。そこからは、北に宇奈月尾根が見える。夏にはニッコウキスゲの群落が見られる仏ヶ平まですぐである。駒ケ岳への稜線はアップダウンにとんでいて大変そうだ。雪庇も張り出していて、ルートどりを慎重にしなくてはいけない。私は女房を残し、Y女子のサポートに出る。

成谷山の登り

僧ヶ岳手前のピーク

僧ヶ岳山頂

 来た道を成谷山へと下る。20分ほど下ると、空身のY女子とI氏に出会う。荷はさらに30分程くだった立ち木にデポしてあるという。僧ヶ岳でのテント設営をI氏にお願いし、私はデポしてあるザックの回収へと向かう。回収地点から、僧ヶ岳への上り返しはさすがにバテた。僧ヶ岳へ戻ってみると、テントは設営してあり、I氏によるトイレも出来上がっている。水を作りながら、スコッチのオンザアイスをチビリチビリやっていると、富山湾に沈む夕日がオレンジ色に輝き始めた。

デポされたザック

夕日1

夕日2

 翌日はテン場を5時10分に出発。出発前に朝日に輝く背景をバックに写真をとる。一気に100mほどコルまで下り、北駒ケ岳へ登る。途中小ピークを二三越える。雪庇が張り出している所もあり、ルートどりを慎重にしなくては成らない。さらに駒ケ岳へは、フィックスしてある岩場を2箇所超えて1時間半で頂上に着いた。空身はラクチンである。下りは1時間でテン場に到着。テントキーパーのYさんより、美味しいコーヒーを頂く。 テントを撤収して、9時半に下山開始。

朝日を背景に

最低鞍部への下り

雪庇

駒よりサンナビキ山

駒ケ岳へ

岩場を越す

駒ケ岳頂上にて

 駒ケ岳頂上からは、白馬三山はもとより、五龍・鹿島槍が見渡せる。圧巻は、裏剣界隈でも最深部のサンナビキ山が感動ものだ。こんな素晴らしい山々が身近にある魚津の人々がうらやましい。金太郎温泉で汗を流し、立ち寄った魚津市内の回転すしが美味しかった。店長の坂田さんんもひょうきんで、Y女子にからかわれていたのが印象に残った。秋には、大猫山を計画しますので、多くの会員の参加をお願いします。

記録:HT