日 時: 2006年2月5日(日)
目 的:雪の低山に登る(雪山に慣れる)
メンバー:TK SL.TN OS HT YK(記録)
コ ー ス:揖斐川町中央公民館8:20 → 坂内振興事務所駐車場9:00〜9:20 →
尾根取り付き点 → ワラビ頂上 12:40〜13:20 → 坂内振興事務所駐車場
15:20〜15:40 → 揖斐川町中央公民館 16:30
ワラビなんて、変な名前の山。こんな雪の時期よりも、春の山菜の時期に行ってみたいような山です。
昨晩雪が降ったため、道が凍っていて危険という事で、集合時間が1時間遅らせる事になりました。
電話をもらい、ふたび寝てしまったら、寝過ごしてしまい、集合時間を大幅に遅れました。
集合場所までの道が凍って、スピードを出せず、ますます遅れる事となってしまいました。
ごめんなさい。そういうわけで、記録係は、有無を言わさず、私に決定しました。
登る時、スキーを履こうとしたら、シールを忘れた事が発覚。(遅刻に、忘れ物。最悪な気分でした。)
急きょ、持っていたワカンで登る事にした。スキーを背負っていて重いせいか、新雪のせいか、
足がズボズボ沈んで歩きにくく、とても体力を使いました。太ももまで雪に埋まった状態から抜け出すのは、とても疲れます。
昨日降った雪(新雪)のせいでしょうか?
スノーシューのKさんは快適そうです。スノーシューは、斜面に向いていないというけれど、Kさんを見ていると、斜面も、とても
快適そうです。やはり、Kさんが快適そうに登っているのは、スノーシューのおかげで無く、Kさん自身の山の技術であって、道
具なんか関係ない?
私といえば、ヤブ山で、背負っているスキーの上部が、木の枝にあたり、狭い木々の間を避けたり、かがんだりして、とても
神経を使いました。本当に疲れました。あまりに大変で、スキー場のリフト代、今まで高いって思っていたけど、この日ばかり
は、安く感じました。
今日のメンバーは、
Kさん:スノーシュー
(スノーシューは若者に人気があり、ワカンよりもカッコイイ)
TさんとSさん:山スキー
(Sさんは、絶対にスキーを脱がないと、登りもほとんど山スキー)
Nさん:木製の昔ながらのレトロな輪カンジキ
(彼はマタギスタイルにこだわっているらしい)
私:登りはワカン(ただし、メンテの楽なアルミ製)。
下りはスキー。しかし、ときどき下りもワカン。
という、バラバラ(バラエティー溢れる?)5人メンバーでした。
なんとか、頂上に辿り着き、(私以外の人は「なんとか」というより、「涼しい顔をして頂上に着き」)昼食を取りました。
雪も降り出し、じっとしていると寒かったです。ビールを持って行こうかと思いましたが、寒い日なので、飲むと
体が冷えるだろうと思い、やめました。アルコールが無いは寂しいと思っていたら、Sさんが、ウイスキーを持っていたので
分けてもらいました。お湯で割って飲んだら美味しかったです。ウイスキーは、苦手だと思っていましたが、最高でした。
頂上からの下りも急で、ヤブも多く、スキーは無理だと思い、私はワカンで下りました。ケガは絶対にしたくありません。
でも、Sさんは、スキーにこだわり、登りも下りもずっとスキーでした。ほとんどワカンで過ごしましたが、一瞬だけ、気持
ちの良い、少しひらけた林間があって、なんとか、そこで、滑る事ができましたが、ずうっっっっっっっっっっと辛かったので、
気持ち良かったです。しかし、ほんの一瞬です。
今日は、スキーをしに、山に行ったというよりも、スキーを担ぐトレーニングに行ったという方が正しい気がします。
もともと、この計画は、山スキー用の計画では無く、無雪期には行きにくいヤブ山に行くという計画だったので
(山スキーは、ついで)、そんなものなんですが。
ワサビは、山スキーには、不向きな山でした。坂田さんも「今までの山スキーの中で、2番目にダサいスキーだった」
というほど。(一番ダサいスキーをした山は、どこの山だったんだろうかと気になりますが)こんな感じの私の山スキーデビュー
でしたが、とても楽しかったです。(笑えるほど楽しかったです)