冬合宿・御岳飛騨頂上、継子岳

日 付   2004年1月5日から1月6日
山行者   HT、OS
コースタイム;  

行動記録

任務反省・雑感

気象・食糧・(総括も含む)

 12月中旬、笠ヶ岳の偵察・デポ山行では、つくづく自分の甘さを痛感した。シーズンに数パーティーしか入らないこの山域の偵察山行としては、時期が遅すぎた。積雪量の多さと実力のなさで、1時間も歩いていないのに、ルート(夏道)が解らず時間をロスし、デポ地点の三分の一にも到達しない。笠に行くには、事前のルート工作(無積雪期に、赤布等をルート上の木の高い部分に取り付ける)を入念にするか、休みを一週間程とって、長期戦の構えで行くしかないだろうと、OS氏と話し合って、正月山行を確実にピークが踏める別の山に切り替え、濁河温泉から御岳飛騨頂上・継子岳とした。
 幸い好天に恵まれ、また、年末年始に入山したパーティーのトレースもあり、計画より1日早く下山できた。これも、渉外等事前準備を入念にしてくれたOS氏のおかげである。
気象担当としては、AMラジオの入りが悪く、またしても天気図が執れなかった。対策としては、FMで天気予報を行なう時間を事前に把握しておかなくてはいけないと思う。
 食糧については、ペミカン・アルファー米主体として、献立・重量ともにこんなものだと思う。
 数年来思い描いてきた笠ヶ岳が失敗し、落胆したが、気持ちの切り替えの早い性格が幸いした。 また、事前のトレ山行を組むことで、気持ちを集中することが出来た。次回は、今回の反省を踏まえ、さらにステップアップした山行が組めればよいと思う。
(以上、HT)

装備

渉外

小坂交番、小坂町役場に電話して現地状況を確認した。冬季は登山口の届出書(計画書提出箱)が撤収されるため、計画書は小坂交番または覚明荘(主人が遭対協員?)など営業旅館に提出するようにとのこと。
(以上、坂田)

取り組み姿勢

当日の行動

地形図、コンパス、高度計を使って要所ごとに現在位置と進行方向を確認し、場所を選んで帰路のための標識を残すなど、慎重なルートファインディングを実行した。今後もこのように心がけたい。

健康管理

一昨年の秋以来、直腸出血、胃潰瘍など消化器系の不調が続き、これと併せて異常に冷えに弱くなったと感じていたため、冬合宿参加には不安があった。今回は準備にも大きな問題がなく、身の丈にあった計画内容であったことと、リーダーや天気など諸条件に恵まれたおかげで表面化することはなかったが、もし荒天が続いたりしたらどうなったか、自信がない。日頃から健康管理に努め、今後も冬山が続けられるようにしたい。

御嶽について

取り組みの経過(OS)

〔トレ山〕

会計報告(HT)

1.共同食糧

ペミカン用食材

1,013

アルファ米等

2,184

ラーメン・酒

1,180

小 計

4,377

2.ガソリン代

3,720

3.共同装備

ペナントポール

1,023

ガス・ローソク

2,373

. お土産代

740

合計

12,233


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