坂内川・池の又谷〜夜叉ヶ池
目 的:沢トレ
メンバー:OS(CL),yuririn(記録)
コ ー ス:
脛永橋6:30 =
誰か、行くメンバーがあれば、駒ケ岳に行こうと思っていましたが、メーリングリストで参加者を募ったのですが、誰も集まりませんでした。一人で行くと、交通費が大きすぎるし、みんなでわいわいと行きたいと思っていたので、中止にしました。少し淋しいなあと思っていました。すると、夜8時頃、OSさんに、この沢に誘われたました。OSさんは、いろいろな人に連絡したのに、誰も捕まらなかったそうです。それで、メーリングリストを見て、もしやと思い、私を誘ったのだそうです。
集合は脛永橋。しかし、集合場所には、怪しいジイサンがいました。ゴルフクラブを振り回しながら、奇声を挙げている。こんな所に車を置いたら、このジンサンに車をぼこぼこにされそう。そこで、
OSさんから電話をいただいた時、沢は、久しぶりなので、あまりハードな所に行くのちょっとなあ、と思いました。というのは、足手まといになりそうなので、どうしようかなと迷いました。OSさんがおっしゃるには、今回は、とても簡単な沢とのこと。安心して、行くこくに決めました。簡単過ぎて、物足りないかもという口振りでした。しかし、腰までの深さのあるゴルジュや、ちょっとした滝、大きなブナの倒木。小さな滝がいくつかあり、10メートル強くらいの滝もありました。とても面白いコースでした。花も、そこそこ咲いていました。そして、雪渓もありました。4箇所雪渓があり、1つはブリッジ、それからブリッジが崩れものもありました。私は見ませんでしたが、先を歩いていたOSさんは雪渓の下にキジのつがいを見つけて、感動していました。キジといえば、日本の国鳥です。動物園でしか見た事がなかったので、私も見たかったです。
途中(キジを見つける前)、雷雨に遭い、透明で綺麗な清流が、コーヒーミルク色の濁流に変わり、まるで、アマゾン探検隊のような気分になりました。水の深さが分からなくて、おそるおそる歩いたり、とても面白かったです。
最後、滝が2箇所ありました。最初は8mの滝。OSさんにロープを下ろしてもらって、やっと越えたと思ったら、さらに大きな滝(12m)がありました。OSさんは、その滝を登ろうと挑戦してみましたが、一部ハングしており、しかも、ハーケンも無かったので(あっても、私のビレーは不安だ)、途中で登るのをやめました。
滝を巻いていくことにしました。横の斜面を登りました。ずるずる滑って、下のほうは、草しか生えていなくて、手で捕まるところがありませんでした。しかし、OSさんのフォローもあり、なんとか登りきることができました。高い所に登ってみると、前方にあるはずの夜叉壁が真横に。OSさんも「おかしいなあ・・・」と、地図を見ながら頭をひねっていました。私も、なんとなく不安になり、(今回は、あまりに軽い気持ちで望んだので、覚悟が無く、くじけてしまい)引き返そうと、説得してしまいました。
物足りない所か、すごく面白かったです。OSさんは、夜叉ヶ池まで行けなくて、とても、残念そうでした。しかし、次回も挑戦するそうです。とても面白かったので、私も参加したいと思います。この記録を読んで、興味のわいてきた方、一緒に挑戦しましょう!私は、滝には挑戦しませんが、意欲のある方は挑戦して下さい。