2012年 6月 14日 Buachaille Etive Mor (Stob Dearg 1,022m)
スコットランド(ハイランド)の山に登るその3
メンバー;K島、T橋(♂)、O井、O橋、他一般2名 コースタイムは以下による
@駐車場(8:50)−Aコル(10:10/905m)−BStob Dearg(10:55/1022m)−Aコル−CStob na Doire(12:00/1011m) |
Dコル(12:30)−@駐車場(14:45) |
山は実際にいくつかのサミットがある長い尾根である。北東から南西に向かって、以下のピーク。 |
Dearg(1022メートル)、NA Doire(1011メートル)、Coire Altruim(941メートル)と、NA Broige(956メートル) |
スコットランド登山の最終日は、グレンコーの山 Buachaille Etive Mor(ブーアチル・エティヴ・モアル)。グレンコー
といえば、スコットランド・ゲール語で「嘆きの渓谷」と意味するように、グレンコーの虐殺で歴史上有名である。
1692年、政府内強硬派およびスコットランド内の親英勢力の手によって、グレンコー村(スコットランド)で起きた
虐殺事件である。罪なき村民が背信行為によって殺された手法と経緯に、国内外から批判が集まった。詳細は、
イングランドと氏族社会の仲立ちをしていたキャンベル氏族の手によって、長年の宿敵だったマクドナルド氏族が
粛清されたというもの。
歴史の話はこれぐらいにして、フォートウィリアムズから南のグレンコー村から少し入ったりっぱなキャンプ場を2晩
のねぐらにして、ブーアチル・エティヴ・モアルに登った。標高は1022mが最高点だが、登り口で標高300mなので、実際の
登りは722mとなる。ここも、かなりの岩山で、イギリスのロッククライミング場で有名な所だ。もちろん我々は一般ル
−トで登った。
前日の下見で。ブーアチル・エティヴ・モアルを背景に。
翌日は天気が良さそうだ。
出発です。今回、女性陣は観光でいません。
麓には、一軒の白い壁の小屋が建っていた。
ルートは、正面のルンゼを行き、コルを目指します。
コルに到着。今回最年長のO井氏。いたって元気です。
私もついでに記念撮影。
最高点のStob Dearg からの眺め。↑↓
さらに、Stob na Doire を目指します。↓
遠くに見えるのは、スカイ島の山並みです。
一気に、車道まで降りてきました。 ピラミダスな容姿です。