2018年 8月 1日〜8月 6日 大姑娘山(5,025m) 中国四川省 四姑娘山鎮
メンバー;T橋(♂&♀)、K島、O井、O倉、T藤、渡邊夫妻(旧土岐アルパイン)
コースタイム;8/1:巴郎山(4,481m パーロンシャン)峠付近で高所順応。9:20〜11:00 午後、日隆(リロン)の裏山のお花畑でハイキング。12:15〜15:00
8/2:日隆(リロン)から大姑娘山ベースキャンプ(3,700m)へ。8:00〜14:55
8/3:高度順応のため海子溝(ハイツーゴウ)をつめ、山上湖・大海子(ターハイツ)など約4,000m 付近まで往復。9:15〜15:00
8/4:ベースキャンプ(3,700m)から第1 キャンプ(約4,485m)へ。8:40〜12:45
8/5:大姑娘山登頂。第1キャンプ(約4,485m)から大姑娘山。ベースキャンプ(3,700m)に下山。4:00〜13:10
8/6:ベースキャンプ(3,700m)から日隆(リロン)へ。7:00〜11:30
●現地の状況など |
赤、青、黄色、白のポピーを始め、日本では見られない高山植物が多種多様。4,500m付近までヤクや牛、馬などが放牧されていて、糞を踏まないで歩くのが難しかった。天気はめまぐるしく変わり、また亜熱帯に位置しており、ときおり激しいスコールにあったが、行動中は概ね晴れていた。マーモットやイノシシ位の中型の動物が見られた。 |
●感想、その他の情報 |
タークーニャー山登頂成功のカギは、高所順応にある。参加メンバーの大半が、頭痛や食欲不振を訴えた。登山道自体は特段急な所もなく、誰でも歩けると思う。私は高所に強いという、何の根拠もない自信があったので、高山病の症状はほとんど現れなかった。(25歳まで喘息持ちで、気管が縮まり呼吸をするのに大変だった。それが薄い空気でも行動できると、勝手に思っていた。)以下、参加メンバーの感想を掲載します。 @お疲れ様でした。見たこともない景観や花畑に感動した。ありがとう。 Aありがとうございました。体調崩し、皆さんに心配おかけしましたが、お陰様で楽しい11日間を過ごす事が、できました。残念なのは、もう少し近い所でスークナャンの山肌を見たかった事です。でも、皆さんのたくましいエネルギーを頂いた気がします。これからも自分の知らない世界を旅したいと思います。暑い日が続きますが、皆さんお元気にお過ごし下さい。ありがとうございました。 B昨夜は、慌ただしい中お別れしてしまいましたが、共に10日間を過ごした皆様には名残惜しい気持ちがありました。与えられた条件の中で、いつも夢をもち、生活をやりくりして、多くの体験をされている皆様からは、多くの刺激と勇気をもらいました。これからも挑戦という気持ちを失わず生活していきたいです。皆様、有り難うございました?皆様のご活躍をお祈りいたしております。 |
●8月1日
↑↓ 巴郎山(4,481m パーロンシャン)峠付近
●8月2日
↑ 先頭を行くのは、ガイドの鄭 磊(ていれい)さん。
↑↓ 今年の5月3日に亡くなった、愛猫のミューが出迎えてくれた。
↑ 本物のミュー
↑ 登山ガイドのチベット族のヤンさん。
↑ 弁慶草(薬用では解熱、解毒)の根を干している。
●8月3日
↑ ベースキャンプの朝
↑↓ これらのキノコは、料理して夕食に出していただいた。
↑ ネギの原種
大海子(ダーハイズ)が見えてきた。
この辺りには、5,000mを超える未踏の山がいくつもある。
↑ チベットアツモリソウ(旬は7月。)
大海子(ダーハイズ)の湖岸でランチタイム。
ベースキャンプへの帰りは、川沿いの道を行く。
テルモスに入れていた弁慶草の干したもの。
●8月4日
モーニングティ−
荷物の大半は、お馬さんが運んでくれる。
↑ これは青というより紫。
↑ 鮮やかなコバルトブルー。誰か名前教えてください。
↑↓ 雪蓮花(セツネンカ) 中国 西蔵(チベット)高原・横断山脈・天山山脈の3500から5000mの高地に自生。
天然の朝鮮人参をはるかに越えるとされる。全ての 健康維持に
C1の周りは、ポピーだらけ!
●8月5日
4時にC1を出発。
↑↓ 遠くにミニヤコンカ山群が見えた。
↑↓ 雲海に浮かぶ山々。
↑↓ 頂上はたくさんの人で賑わっていた。
↑ 右からニークーニャン、サンクーニャン、スークーニャン。
↑ 弁慶草を掘った跡。
●8月6日
ベースキャンプでお世話になった人たち。↑↓
ベースキャンプを後にする。
↑ タークーニャー山は見納め。
↑ このあたりから「イモトのWi-Fi 中国ワンタイムVPN」がつながり、義理の母が亡くなったことを知った。