蕎麦粒山(1296,7m)
日 付 平成17年5月8日
目 的 自然観察会(シャクナゲ)
山行者 川井達美(CL)棚橋久明(SL)棚橋園子 川瀬輝次 北川智子
才木瑠美子 川上裕里 川島耕司
コースタイム 揖斐総合庁舎 6:30 ➾ 大谷川林道駐車地 7:10~7:30 ➞
尾根取り付き点 8:40~8:55 ➞ 稜線合流点 10:20 ➞ 蕎麦粒山
➞ 11:20~12:10 ➞ 稜線下降点 12:50 ➞ 沢渡渉地
14:05 ➞ 駐車地 15:35~15:50 ➾ 揖斐総合庁舎 16:40
自然保護部主催の自然観察会を蕎麦粒山のシャクナゲ見物にて開催、8名参加で出かける。
駐車場には先着で2台あり。
林道崩壊地手前に上部林道への直登道が出来ておりロープも設置されている。
崩壊地にも渡りやすい道が出来ているが、今日は直登コースをとる。
もう一箇所崩壊地がある。
ここは崩壊地のトラバース道、数年前に通った時よりは歩き易くなっているが、滑落の危険があることには変わりない。
林道終点から沢沿いの道を10分程尾根取り付き点に到着、五蛇池峠との分岐点にもなっている。
少し登るとロープ場、ここから急斜面の登りが稜線合流点まで続いている。期待していたシャクナゲが見えてくるが、ここら辺りの花は終盤に近く色が白っぽく見える。
登るにつれ花の色も濃くなり生き生きしてくる。
途中の痩せ尾根に平坦路があり一息入れる。
小蕎麦粒、五蛇池山、反対側の蕎麦粒山などが眺められる。
花が無ければ展望のない樹林内の苦しい急登なのだが、シャクナゲと共にタムシバ、イワウチワなども花が咲いていて急登と暑さで疲れた気分を忘れさせてくれる。
稜線合流点は岩の上がシャクナゲに囲まれた狭い展望台、交代で展望を楽しむ。
蕎麦粒山頂へは稜線の笹混じりの樹林帯を一旦下り登り返す。
道はあるが、登りになると笹を掻き分けるのが鬱陶しく歩きにくい。
珍しくカタクリの花が咲いている。一時期にこれだけの種類の花が見られるのも珍しいのではないか。
山頂手前に雪の尾根が残っている。
この先の急登を終えると山頂、先客が数人、狭い山頂に我々8人が加わり座る場所は選んでいられないほどの状況、各々分散して食事にする。
暫くすると(シャクナゲ目当てのだと思うが)女性グループも到着、いよいよ狭くなる。
暑いほどの山頂、そろそろ退散時期と下山にかかる。
急斜面の下り、女性陣から不満の声でも聞かれるかと思ったが、以外と大丈夫のようだ。
沢の渡渉点まで下ると後は平坦路歩き、山菜採集をしながらの帰り道となる。
林道崩壊地通過 渡渉地点小 蕎麦粒山
五蛇池峠 シャクナゲ 山頂直下の残雪
蕎麦粒山 シャクナゲ