トガス(標高1076.8m)
日 付 平成17年11月16日
目 的 取り付きの楽な藪山に登る
山行者 TK
コースタイム 自宅 7:00 ➾ ホハレ林道駐車地 8:20~8:35 ➞
尾根取り付き点 9:20 ➞ トガス 10:20~10:40 ➞
駐車地 12:05~12:20 ➾ 自宅 14:20
先月、ホハレ林道を歩いた時にトガスの取り付きもこの林道だと思い出したのだが、計画に入っていないのでそのま
ま帰宅、あらためて登りに行く。取り付き点を北東に伸びる最短の尾根に予定していたのだが、長い林道歩きの途中
で何処から取り付いても高い所を目指せば同じような物と思い直し、尾根を回りこんだ所から登りだす。
この高度だと紅葉も終わり葉を落とした樹林内は見通しも良く気持ちよく歩けるが、登山道ではないので急斜面の登
りは足元も悪く、適度な木々が体の支えになったり、行く手を邪魔したりと楽はさせてもらえない。
傾斜がゆるくなると笹薮が現れ、その先に平坦地が広がる。窪地を見ると直径5mは優に越える池がある。
近くに赤布があり微かな踏み跡も見られる。地図と付近の地形を照らし合わせると旧村界尾根に合流したもよう、予
定よりだいぶ手前から取り付いたようで別の尾根を登ることになる。笹混じりの樹林帯、踏み跡をたどれば藪漕ぎと
いうほどの事もない。テープなども付けられ歩き易いが、踏み跡を外れても、それ程ひどい状況にはならない。
山頂直下は苔むす石と木々で踏み跡もたどりにくくなるが、上を目指して通過するのみ。
山頂近くの緩斜面に入ると踏み跡もはっきりしてくるが、樹林下の笹薮に変わる。平坦地を進むと前方に赤布が見え
る。近づくと赤布の下に三角点がある。
1人がその場所に入れば他の人は入れないほどの笹に囲まれた小さな切り開き、展望など一切なく、腰を下ろせるス
ペースもない、木に登り周囲を見回す。すぐ東に蕎麦粒山、それに続いて天狗、湧谷山、飯盛山の丸い山頂、貝月山
、大ダワ、金糞岳くらい、木々が葉を落とした状態でもこの位しか見えない。
やはりこの山は雪のある時期に来たほうが良いのかも。時間も早いので少々の休憩で帰る事にする。
下りは踏み跡を外すこともたびたび、天気の良いのが幸いして尾根の方向もわかりやすく、コンパスで方向を確認す
れば何の不安もなく歩ける。さきほど見かけた池まで下ってくる。
この先は取り付き口まで戻ろうと登りの時に下る方向がわかるようにと取り付けておいた赤布を探し回収する。
コンパスで方向を定めて下っていく。広がりのある尾根はどちらも同じように見える。
コンパスを頼りに下り林道上に降り立つ。10mほど東に取り付きの目印に付けておいた赤布が見える。
この程度の誤差ならいいかも、今回はなるべく赤布の取り付けを少なくしようと取り付き地点と旧村界尾根合流点の
2ヶ所に限ったが、見晴らしが良かったお陰で十分すぎるほど、出来れば地形図とコンパスだけで歩けるようになれ
ればいいのだけれど。(まだまだ未熟)林道を帰る途中に廃棄軽トラの放置場所の北200m辺りに車の転換場所と
おぼしき広場があり、取り付き口らしき跡を見かける。
この場所からなら旧村界尾根も近いので、ここから先ほどの踏み跡に続いていると思われる。
ホハレ峠への林道にもススキが枯れて踏み跡が現れている。(何処まで続いているのだろうか?)
今日は天気も良く、手軽に登れて紅葉も綺麗と満足度一杯の山行、帰りも紅葉見物のドライブ、(わき見運転はして
いません)奥美濃でもこの地域は紅葉の綺麗な所だと思っている。満足ついでに温泉に寄り手足を伸ばして寛ぐ。
紅葉 林道から見たトガス 尾根取り付き点
山中の池 尾根の状況 三角点
山頂より蕎麦粒山を見る 湧谷山方面 山頂付近の樹木
取り付き点らしい 林道より大ダワを見る 林道より金糞岳を見る
紅葉 トガス全景