2011626日(日) 天王山と県博物館岩石講習会

メンバー;H田、高M、K藤三、長S、森、川K、T橋♂、他一般2名

コースタイム;県庁P8:00-()→大矢田神社P9:00→大モミジ10:00→天王山頂上10:30/11:15→大矢田神社P11:45
 ()→岐阜県博物館12:30(岩石講習、見学)〜16:10-(車)→県庁P16:50

概要;

関の低山(天王山)登山と岐阜県博物館で岩石の講習会(下記)を実施しました。 

 ●内容は、金生山の化石展や西T先生の地質学の講習等、盛りだくさんの内容でした。
   化石に興味ある人、ない人、その大きさと数にびっくりしました。感動です。一見に値しました。
  西T先生の講演の内容は、日本・・・岐阜・・・西濃の地質概要を紹介。岐阜県には、日本最古の地  

層や石があります。木曽川河畔にある、古代の象類の足跡の化石。天王山の山頂付近には、チャート層がある。
金生山は、地質学的に貴重な化石の宝庫。80種類ぐらいの貝類の化石が出ている。 大陸分裂移動説やプレート、
マントル対流、マグマの上昇、ホットスポット、ラグーン、チャート、付加帯、SIO2(放散虫)などの説明。

 また、化石収集家である新Kさん本人による、金生山から出土した化石の説明をうけました。氏の説明のなかで、
古生代ペルム期には地球上の90%の生物が絶滅した。(恐竜が滅びた時代でさえ、60%であったのに)、その頃
の三葉虫の化石は、研究者の間では垂涎のものであることや、西T先生に「古生代ペルム期に地球上の90%の
生物が絶滅した原因はなんですか?」と質問したところ、「噴火や地震による地殻変動によって、適正な環境であっ
た所が、深い海になったという環境変化、また火山灰が地球を取り巻いたことによる温度の急変、それらによる酸欠
が大きな要因と推定されるが、現代の地球温暖化のほうが、その時を上回るほどの危機的な時代とも言える。」とおっ
しゃった言葉が印象的でした。 以下、ランダムに画像を掲示します。(今回、県博物館内の撮影は許可を頂いて撮影しております。)

 

     登山道わきには、大木がある。

 

            講習会の様子