天狗堂(標高988m)
日 付 平成16年11月21日
目 的 鈴鹿北部の展望の良い山に登る
山行者 TK(CL)TK(SL)YO、KT
コースタイム 西濃総合庁舎 7:00 ➾ 君ケ畑駐車地 9:00~9:10 ➞
天狗堂 11:10~12:20 ➞ 駐車地 14:00~14:10 ➾
西濃総合庁舎 17:50
今週は楽に歩ける鈴鹿の山に行こうと思い立ち、前々から気になっていた天狗堂に決める。ガイドには藪漕ぎ、踏み
跡不明瞭な所が一部ありとあるが、メールで参加者を募って行こうと計画する。直前のメールであまり芳しい反応は
なかったが、最終的には4人で行く事になる。永源寺町君ケ畑はかなり奥まった集落、予定時間一杯に登山口に到着
する。集落の外れ廃校跡が今はノエビヤの保養施設に変わっている。この前を走る林道・御池線の通行止め看板のと
ころに車を止める。準備して登山口の器地租神社に向かう。この集落は木地師の里という事だが、それらしい雰囲気
は感じられない。この時代まだ、こんな不便な山奥に住んでいる人がいることが信じられない思いがする。
登山口は鳥居の右手、簡易モノレールに沿って付けられている。暫く登ると工事中の上水道タンクが見えてくる。モ
ノレールはここまでで終わる。脇を通り稜線まで続いているNHKのアンテナケーブル伝いの道を登る。滑りやすいか
なりの急登が続く。稜線到着、展望はなし、休憩後歩き易い登山道をたどる。途中、左手に山頂が垣間見える。
ピークを2ツ通り越し山頂へと向かう尾根に乗る。ここら辺りは少々藪っぽいが、周りは葉を落とした木々が多く見
通しは良い方だ。山頂への急登を歩き出す。踏み跡はわかりにくいが、目印のテープが多くこれをたどれば迷うこと
なく歩ける。山頂に近づくにつれ大きな岩が目立つようになる。大岩を乗り越え山頂広場に到着、標識杭があり、天
狗堂の山名表示板も見かける。ここからの展望はなし、展望台の案内表示に従い直ぐ北にあるピークへ向かうと大き
な岩が見える。この岩に登ると正面に御池岳の大きな姿が眺められる。藤原岳や竜ケ岳など鈴鹿北部の主稜線の山々
が感動的に迫ってきて、声もなくただ見惚れていた。岩の上で記念写真を撮って山頂に戻る。丁度、陽射しも戻って
寒さを感じないで食事タイムとなる。YOさんからシシャモを焼いて皆に振舞われ、TKさんはおすまし、KTさん
は手作りパンと持参のコンビニおにぎりを食べる事もなく満腹、果物だけでも持ってきて良かったとの思いで皆に振
る舞い何とか格好はついたようだ。あっという間に1時間が過ぎ下山を始める。登り以上に下りは急に感じられ歩く
のに苦労する。注意していても一度転んでしまう。何とか無事に駐車地に帰りつく。紅葉のダム湖畔をドライブ気分
で走り永源寺を通りかかると紅葉見物の人と車で大混雑、通り抜けるのに時間がかかる。愛東町の道の駅に寄り野菜
の直売所にのぞくが、ここも人が多く3時近い時刻ではめぼしい物もなく、石焼芋を見かけたのでこれを4人で分け
て食べる。あとは温泉に直行、山、紅葉見物、温泉と盛りだくさんの1日に大満足でした。
以下画像;
登山口の器地祖神社 稜線手前の急登
山頂をバックに
山頂手前の岩石群 天狗堂山頂 展望台の岩、眺望抜群
君ケ畑の廃屋 駐車地より山頂を望む 山頂ランチ風景
永源寺ダム湖畔の紅葉