ヨコネ(標高760m)
日 付 平成17年10月9日
目 的 近場の山に登る
山行者 TK
コースタイム 自宅 7:00 ➾ 時山駐車地 8:00~8:10 ➞五僧峠 8:35 ➞
ヨコネ最高点取り付き 8:50 ➞ ヨコネ最高点 9:40 ➞
三角点 10:15 ➞ 東ヨコネ 10:40~11:10 ➞ 五僧峠12:00
➞ 駐車地 12:15~12:30 ➾ 自宅 14:20
週間天気予報によると日曜日は雨、先週に続き雨の山行になりそう。
手軽に近場の山に行こうと冬に五僧峠への道を間違えて時間切れになりヨコネ最高点までしか登れなかった山をその時の計画に沿って周回する事にする。
雨は土曜日に早まり、当日は快晴になって楽な山行になりそうな予感。
時山集落を越え、工事中の林道(日曜日に工事はないはず)に入っていく。
工事中の林道は未舗装で終点は破線の道が本流を離れ、五僧峠に向かう辺りの上部まで入り込んでいる。
終点手前の広い場所に車を置く。
ガードレールを乗り越え沢へと急斜面を下る。
ここらあたりになると地図上の破線の道は無くなる。
峠への道は鉄塔巡視路の案内板が頼り、沢をたどりだすと直ぐに案内板を見かける。
峠への道とは違うような気がするが、尾根に向かって登ってみる。
鉄塔に着くと峠の1つ手前の鉄塔と判明、先へと続く道が見えないので仕方なく沢へと下る。
五僧峠へと続く沢に降り立つ。
そのまま沢を詰めて行くと道に出会う。
道なりに歩き五僧峠に着く。
峠より林道を下り権現谷林道(河内から大君ケ畑へと続いている)に合流、大君ケ畑方面に少し歩き、よこね橋を渡る。
ここで沢は二俣になり、ここから立ち上がっている尾根が取り付き点、沢に下る道が見えている。
植林内の尾根は踏み跡もハッキリしないが、歩き易い所をたどり急斜面を登っていく。
尾根芯に出ると踏み跡が続いている。
高度を上げると2次林に変わり次第に尾根が広がってくる。
道が無い状況になるが、樹林内は何処でも歩き易く上を目指して登れば問題はない。
山頂手前は少しの間が藪、煩わしいのを我慢してヨコネ最高点に立つ。
山頂の狭い切り開きから大君ケ畑の南に広がる山々が見えるのみ。
一旦下り次のピークは南側に踏み跡が続いていて入り込みそうになるが、三角点ピークに続く尾根は北側、ビニール紐が目印になっている。
この先が10mを越える急な崖、目印を頼りに下っていく。
三角点ピークまでの尾根の半分位は岩の痩せ尾根が続き目印が多く付けられている。
地図上ではなだらかな尾根のように見えるが、高低差は少ないけれども岩が露出していて乗り越えて行く所が多く緊張させられる。(目印のルート以外を通ると危険)
三角点近くになると尾根も広がり緊張もほぐれる。
三角点は樹林内の切り開きも無いピークにあり展望は一切ない。
痩せ尾根辺りの方が展望も良く、南に御池岳、鞍掛トンネルに続く国道、北に霊仙山、鍋尻山などが見える。
東ヨコネに向かう。
数年前に東ヨコネから三角点まで歩いて来た時には切り開かれてから期間が短かったようで、歩き易い道が付いていたが、今は草木が伸びて足元が鬱陶しい。
登り返して東ヨコネ着、山頂からは県境稜線に沿って切り開かれていて、その先に三国岳が見えている。
五僧峠へは北側に踏み跡がある。踏み跡にそって下ると沢へと下る尾根に入り込む。
右にトラバースして別の尾根に乗り換えて下っていくと北へと延びる尾根に合流する。
尾根上には踏み跡が先へと続いている。ここら辺りは二次林が広がり気持ち良く歩ける。
地図読み690mピークから方向を90度変えて下る尾根は広く踏み跡を外れ易いが、コンパスで方向さえ確認しながら下れば迷うこともない。
最後のピークを越えて下ると五僧峠に着く。峠から沢沿いの道を下り本流に合流目の前の上部に林道が見えている。
急な斜面を登り林道に合流、車に戻る。
4時間余りの歩きの間に出会った人は1人、しかも林道をバイクで通り過ぎただけ、今日も人気のない山中を彷徨歩いたようなもの、知らない所を歩くのは不安もあるが、歩き終えた後の満足も大きい。
後は、たっぷりかいた汗を流すだけ、少し足を延ばして員弁市藤原のエコ福祉広場にあるふじの湯に寄る。