笠ヶ岳(2,897.5m)・双六川 打込谷沢登り

1999年8月5日~8月7日

記録

メンバー

メンバー;OS(CL)、HT(SL)、ET、RH(一般)

コースタイム

安八(3:00)-県庁P(3:30)-金木戸川林道P(7:15/7:30)-広河原(9:40/9:55)打込谷出合(11:15/12:00)-仙ノ淵(15:00)-C1(15:30)
C1(7:20)-逆S字状のナメ滝(9:00)-上部二又(12:40)-緩斜面の草地(13:30)標高2,300m地点C2(15:00)
C2(6:30)-北西尾根(8:00)-小笠頂上(8:20)-笠ヶ岳山荘(9:40)-笠ヶ岳頂上(9:55/10:15)-槍見温泉(16:00)<タクシー>金木戸川林道P~安八(24:00)
8/5
8/6
8/7

現地の状況、及び感想その他

・今回良かった点は、荷物を軽量化したこと。事前に多くのトレ山(不動谷、西ケ洞、赤谷、御在所の中尾根等)を行ったこと。リーダーなどととりたてて必要にしないほどメンバーの協力がうまくいっていた事。また、課題としてより難度の高い沢に挑戦するには、確保技術を習得し、確実なものにする事。(以上、坂T)
・事前にウェットスーツ地の下着を購入し、ある程度の水量でも突破できる覚悟で沢に入った。いつも通り先陣を切って自分のペースで遡行するばかりで、後続の気配りに欠く自分に反省する。打ち込み谷は明るい沢であったが、土砂や岩石の堆積が進んでいると思われる箇所が随所にあった。笠ヶ岳山荘で会った地元の兄ちゃんが「名だたる渓谷が赤木沢みたいな平凡の沢になってしまうでしょうね。」と言っていたのが印象に残った。(以上T橋♂)
・一昨年の黄連谷、昨年の同じく打ち込み谷の敗退に日本アルプスの大渓谷は縁遠いものと感じていたが、荷物の軽量化やトレ山行等、万全の態勢で臨み、何よりも天気に恵まれあっけなく思いを遂げることが出来た。涼しい沢、豊富な水、標高3,000mの景観、色とりどりの高山植物、これ以上のものを望めようか。やっぱり夏は沢に限る。(以上ET談)

写真