ゴンニャク 1,095m 周遊(奥美濃、板取)

2020年06月21日

記録

メンバー

T橋(♂&♀)、O倉、K川(♂&♀)、T瀬、竹N、H川

コースタイム

6/21織部の里(6:00)-本巣市・山形市・モネの池-岩本洞林道標高500mm付近P・小屋跡(7:35)-10:20ゴンニャク-11:10大ゴンニャク11:50-15:15岩本洞林道標高500mm付近P-17:20織部の里
GPSデータによる軌跡

現地の状況など

  • 岩本洞林道から登り口まで、半部は舗装された道で、半部は藪が覆う所や路肩陥没注意する道であったが4輪駆動車であれば問題無く入れる。
  • 小屋跡から先の沢を渡った所から山肌に取り付きます。最初は急登だが、ひと汗かけば緩斜面の登りとなる。木苺が目につき、口に入れる。甘酸っぱい。ミネラルが体にしみるのが分かる。
  • ゴンニャクから大ゴンニャクの間はやや藪が覆っているが、足元を見ると踏み跡が確認できる。栂の大木が目につく。また、ブナの森に癒される。
  • 大ゴンニャクから下降の尾根の降り口を、ピンポイントで見極めなければ藪地獄にはまる。女性陣は悪戦苦闘していたが下降の尾根に出た後は、問題な所はなかった。
  • 最後林道に降りる手前が急斜面で、補助ザイルがあればいいと思う。

感想、その他の情報

  • 体力不足の為、不安な気持ちで登り始めましたがブナ、ナラ、ミズナラの自然林の中に身を置くと心身共に癒されました。激藪、急登、激下りと童心に返り、仲間とツムラとアミノ酸のお世話になり、最後から「ともとも」と着いていきましたが、まだまだ大丈夫だと自信がつき、とっても楽しい忘れられない一日になりました。(K川♀談)
  • 今回 板取のゴンニャクでスリルとサスペンスを味わい 色んな山があることを実感しました。まず山ビルがお出迎えでビックリしました。それから 私の背以上のササヤブをかき分けながら 登ったり下ったりでなかなか前に進めなくて時間が長く感じました。しかしそれ以上に凄かったのが 山の斜面を下りるというスリルでした。滑り落ちそうになりながら、木に捕まり下りるのですが、どうしても足が出なくなりました。その時 Y馬さんが助けに来てくれて木の根っこに捕まりながら後ろ向きで下りる事を教わり、何とか無事に下りれました。ありがとうございました。そんな山でしたが、新緑と鳥のさえずりやモリアオガエルの鳴き声、可愛い花と野いちごに癒されました。色んな意味で満足でした。ありがとうございました。(竹N談)
  • M子さんに「藪山とはめがねが持っていかれるくらい背の高い笹が生い茂っている所だよ。」と教えてもらっていましたが、ゴンニャク山は新緑のようなきれいな緑の葉が光を遮ってくれ、道もなだらかでとても歩きやすい山でした。ところが、段々と山は本性を現し、太い笹が生い茂った所に入ると前も見えず、かき分けてもかき分けても中々前に進めず、自分がどこに向かっているのかも分からなくなりました。がむしゃらに歩いているとめがねが弾き飛ばされました。下山の時の急斜面でも頭を下にして転んでしまい、仰向けになってもがいているゴキブリのような状態になりましたが、思い切って後ろ回りをして元の態勢に戻ることができました。とてもハードな場面がいくつもありましたが、この年でも冒険をしているような気分を味わえ、とても楽しい山行となりました。最後になりましたが、体力のない60台の女性のため色々と助けて頂いた男性陣の皆様、ありがとうございました。待ってもらい声をかけてもらい危険なところでは手を貸してもらいました。UMAさんにはおいしい手作りケーキも頂きました。コロナ禍で山行も制限されていますが、そのためにこのような経験ができたことは良かったと思いますし、これからもいろいろな山の姿を体験したいと思いました。(O倉談)

写真

この先、沢を渡った所から取り付く
ラズベリーが実を付けていた
植林帯の急斜面を登る
栂の大木が目についた
楽しそうです
マムシ君、こんにちわ。
ゴンニャク
三等です。
ブナの森に癒されました。
プチ藪に突入
瓢ヶ岳(三角の)
林道に降りてきました