稲村ヶ岳・大日山(モジキ谷遡行・大峰山脈)
1994年10月3日
記録
メンバー
萩Nケンちゃん、T橋(♂)、S田、石K夫妻
コースタイム
10/3 | 吉野林業高校宿舎6:00-稲村ヶ岳12:30/13:00-洞川16:00/17:00-大垣22:00 |
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現地の状況及び感想その他
- 石K夫妻と久しぶりの山行である。お二人とも、実年齢からは信じられないくらい若くみえる。
- 当然のことながら奈良までは遠い。吉野から天川村が、また道が細い。
- モジキ谷の川迫出合付近には、朽ちかけた小屋があり、少々不気味だがここに泊めさせていただくことにする。2階にはきれいな畳が敷いてあり、快適。
- 宴会の最中に小雨も上がり、月が出てきた。
- 翌日、明るくなるのを待って出発。てんこうもまずまず。この小屋付近からは、遠く大日山の奇岩が望める。
- モジキ谷は、徳山の励谷(ハゲンタニ)あたりと似た雰囲気の沢で、広葉樹の巨木が見られる。
- 滝らしい滝も数か所あるが、難しいのは2箇所程で、ケンちゃんがザイルを出してくれる。夏の渇水の影響であろう。水量が少ないのが、惜しまれる。
- 傾斜を増した源頭では、ガイドブックに忠実に従ったせいで、山頂への最後の詰めをしくじり、思いもかけないチムニー登攀とヤブこぎのナイフリッジのスリルを味わう。
- シャクナゲのやせ尾根からは、大日山の岩峰が近くに聳え、大峰らしい神仙境の雰囲気が漂っている。
- 稲村ヶ岳山頂には、鉄骨足場・板敷きのベランダが建ててある。
- 30分あまりで大日山頂だが、これは期待に反して樹林におおわれ、ハシゴなども設けられて、楽勝の登山道がつけられている。
- 山上ヶ竹からは、ねずみ男の頭状のつるんとした岩峰に見えたのに、山頂は大日如来を祀った祠があった。