坂内・品又谷最奥の左俣~最奥の枝沢(奥美濃)

2020年6月7日

記録

メンバー

S田、T橋(♂)、UMA

コース概要

6/7登山口P(林道ゲート手前) ―(品又谷最奥の左俣)―県境稜線―(品又谷最奥の枝沢)―登山口P

現地の状況など

  • 車止めゲートはコテージ群へ向かう林道側についていた。しかし、ゲート前駐車スペース先の品又林道は奥が荒れているので、この位置での駐車がよいだろう。
  • 遡行した沢は小滝が3本(いずれも直登可能)あるだけの平凡な沢だが、全域自然林で雰囲気はいい。奥の二俣は明るく開けた絶好の休憩地で、炭焼き窯の跡があった。ここで早めの昼食。この先は両側が狭まってV字のゴルジュ状となる。やがて水が涸れ、詰めのやや密生した灌木を漕ぐこと10分足らずで県境稜線の踏み跡に出た。
  • 下降にとった沢には滝を期待していたが、わずかに3mが1本だけ。だが、この沢も全域自然林で、水も早く出てくる くつろげる沢。もっと長い時間沢にいたかった。

感想、その他の情報

  • 両沢とも花崗岩の岩盤、苔むした沢筋で堰堤などの人工物もなく、ブナやミズナラ、カエデ、シロモジなどの広葉樹の森に流れる しっとりした比較的スマートな沢である。
  • 大きい滝がなく、登攀具の出番がなかったのが残念だが、よい足慣らしの遡行になった。駐車地のすぐ近くから入渓でき、とくに難しいところもないので野性的な沢の入門コースとしてはいいかもしれない。
  • 沢トレとしては、極力水線通しに歩き、滝は直登を試みるといいと思う。

写真

満開だった
右側の林道を少し行ったところから入渓
水は冷たく気持ちよかった
ここでランチタイム