五色ヶ原 ゴスワラコ-ス・乗鞍山塊

2023年8月26日

記録

メンバー

🦐タケさん、①宮、伊T NAOKO、K合、山K(妹)、依D、一般1名

コースタイム

8/26安八発4:05⇒五色ヶ原の森案内山センター着7:00(受付、案内、説明)発7:24⇒岩魚見小屋7:52~8:14⇒仙人小屋昼休憩⇒11:00~11:30⇒岩魚見小屋15:30-40⇒案内センター16:05-30⇒安八着19:30

現地の状況及び感想その他

  • 一度は行って見たかった五色ヶ原、我が7名はゴスワラコースに行きました。ガイドさんの東北弁を交えた説明、時間配分、綺麗な水洗トイレ(温水ウォシュレット付)付の真新しい3箇所の小屋での休憩と食事。自然林のミストシャワー、花々に滝、その他諸々、最高の一日になりました(🦐) 
  • 噂に聞いていた五色ヶ原の原生林に、足を踏み入れたのは感激です。庭木剪定という仕事柄、原生の姿は新鮮でした。素晴らしいガイドさんにも出会えた(①宮) 
  • 原生林の路、今まで登った山でこれだけ天然林が残っている山は初めてで感動しました。山岳ガイド付のツアーも初体験、知識の深さに感心しました。これからも五色ヶ原の大自然を守り続けてください(川合) 
  • 原生林が語る大自然のロマンと地上のはるかなる歴史の空間に足を踏み入れる体験は驚きと感動の連続でした!!乗鞍山麓の森を知り尽くしている山岳救助隊隊長やスキー連盟の会長を長年勤めた83歳の特別ガイド、上平尚(かみひらたかし)氏の上品で博識、且つ流暢な話術に全員が魅了されました。根走り、萌芽(根株)更新、窓木といった専門用語の意味を何度聞いても落ち着いて説明くださり、ガイドの後ろを歩くメンバーの順番を時間で交代するという公平な態度もツアーならではかと新鮮でした。森は溶岩石の上に木の根がはびこり、埃や落葉、苔などが堆積してできているトランポリンの様な状態で(実際はしっかりしている)これを根走りというらしい。樹木の伐採後、新芽を育て森を若返らせる萌芽更新を行うが、この原生林は倒木の根株に自力で芽を出し力強く循環している。近寄ったら何千年も前にタイムスリップしてしまいそうな鬱蒼とした雑木林もあれば、根株が朽ちて窓の様な空洞が出来る窓木(まどぎ)もあちこちに観られました。森林の元祖と言われるコメツガの木が古代から現在に至るまで生命をつなぐ逞しさはまさに自然の驚異です。半端じゃない水量の滝、異種の高木が寄り添い合って1本の木になっている幻想的な姿、食べても美味しい薬になるシラタマ(天然サロンパス)、生育限界を超えても、なおそびえ立つネズの木、この上ない環境抜群の原生の森は、文明社会に様々ことを問いかける魅惑の秘境でした。次回は、上平氏のガイドで、カモシカコースにトライしたいです(山K 妹)

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