室堂~五色ヶ原経由で薬師岳(2926m)~折立へ縦走(北アルプス)
2022年7月29日から8月1日 3泊4日 小屋泊
記録
メンバー
ユリリン、好々爺O井
コースタイム
7/29 から 8/1 | 7/29▼ 自宅⇒7:20/8:20立山駅⇒9:40/10:00室堂→11:15室堂山→12:15浄土山→13:00竜王岳→13:45鬼岳→15:00獅子岳→16:20ザラ峠 →18:00五色ヶ原山荘(泊) 7/30▼ 5:45五色ヶ原山荘→6:00五色ヶ原キャンプ場→6:20五色ヶ原山荘→7:10鳶山→8:10越中沢乗越→9:30越中沢岳→11:30スゴノ頭→13: 00スゴ乗越→14:00スゴ乗越小屋(泊) 7/31▼ 5:15スゴ乗越小屋→6:25間山→9:00北薬師岳→10:35薬師岳10:50→12:00薬師岳山荘12:30→14:05薬師峠→14:30太郎平小屋(泊) 8/ 1▼ 4:30太郎平小屋→6:40三角点→8:05/8:40折立ヒュッテ(バス)⇒9:30/10:10有峰口⇒立山駅⇒温泉⇒自宅 |
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現地の状況及び感想その他
- 花が満開の時期で綺麗だった。午前中は晴れていたが、午後14時くらいになると、毎日土砂降りの雨が降った。富山市の天気予報では毎日快晴であったが、山では午後から夕立となったようだ。
- 初日は室堂山は霧で展望なく、浄土山ではガスっており、のちに雨が降った。雨が降ったり止んだりを繰り返した。浄土山を過ぎると人が減った。途中の雪渓はステップどころか、雪の階段が作ってあり、アイゼン不要だった(もちろん気を付けて歩くべし)。
- 五色ヶ原山荘は全国的なコロナ蔓延のためキャンセルが多く出たため、相部屋の予定だったがグループごとの個室となった。乾燥室は発電機で生じた暖かい風がよく通るので、乾燥が早いようだ。
- 2日目は道の崩落があるがそれほど危険ではなかった(もちろん気を付けて歩くべし)。小屋に到着前に土砂降りの雨に遭う。スゴ乗越小屋では従業員にマスクの装着をしつこく注意されるが、個室ではなく相部屋(カイコ部屋)のため、コロナ感染リスクは高そうだった。雨がひどくて窓も開けられなかった(帰宅後大雨と疲れで少しだるくて喉が痛かったが、出勤前に抗原検査し数日後にPCR検査を行ったが、幸い感染していなかった。)乾燥室は小さかったので、濡れたものが干しにくかったが、部屋が小さい分早く乾くようだ。(早く乾くどころか、服を傷めそうなくらい熱い)
- 3日目は途中人が少なかったが、薬師岳に到着すると、とたんに人が多くなった。北薬師岳を過ぎたあたりで薬師岳を眺めると、カールの具合の形が良くてカッコよかった。薬師岳を2度も登ったが初めて見る景色に感動した。太郎平小屋の夕食はに小さかったが(一口サイズ)富山名物の刺身の昆布締めが出て感動した。太郎平小屋もカイコ部屋で、コロナ感染リスク高そうだ。
- 4日目も朝食を取らずに出発し、バス発車時間に余裕を持って到着することができた。
- 長かったが、とても良いコースで素晴らしい山行となった。体力があり、朝早く出発すれば、2泊3日もできそうだ。でも、3泊4日で景色を楽しみながらゆっくり歩くのがおススメ。
- ゆっくり小屋で朝食を食べたいというO井さんを説得し、スゴ乗越小屋の朝食を食べずに、早めに出発をした。大雨に降られる3分前に太郎平小屋に到着できた。夏はやはり早めの出発が良いようだ。五色ヶ原山荘も朝食を食べずに早めに出発すれば、雨に降られなかったと予想される。(金銭的な理由と早く小屋に着きたいので、私がいつも小屋を使う場合は朝食は小屋では食べない。行動食を食べて過ごしている)
- 今回の私達のペースが遅い上に、何度も何度も立ち止まって写真を撮っているため、コースタイム非常に遅かった。(写真を撮りたくなるような素晴らし景色がたくさん!!)
- 今回の一番美味しかった小屋の料理は、3日目の昼に食べた薬師岳山荘のラーメンだった。
- 折立のバスは料金3千円と高めであるが、ケーブルを準備すればスマホを充電できる。バスは今回人数が少なくて必要なかったが、繁忙期は予約した方がよい。
- 小屋で話していた人達は12時台のバスに乗る人が多かったが、帰りの運転や帰宅時間、暑さを考えると8時40分のバスに乗って良かったと思った。運が悪いと雨にも遭いそうだ。
- 電波状況(ドコモ)は五色ヶ原山荘は館内で届く場所と届かない場所があり、スゴ乗越小屋では玄関を出た外で何とか届き、太郎平小屋は電波が弱かったがメール可能で、折立バス停付近は電波がしっかり届いた。大井さんのスマホ(格安)は、ドコモよりも繋がりにくかった。