大川入山(1,908m)・中央アルプス
2023年5月20日
記録
メンバー
Bunkerケン、森、一M、山D、N沢、K川(♀)、K合、T藤、樋G、他一般1名
コースタイム
5/20 | 【A班】 安八役場5:00=7:25あららぎ高原駐車場7:30→7:45冶部坂駐車場8:00→横岳9:20→11:23大川入山12:08→尾根転換点 12:48→15:05あららぎ高原駐車場15:30=17:30安八役場 【B班】 安八役場5:00=7:30あららぎ高原駐車場7:40→登山口8:10→尾根転換点10:30→11:08大川入山12:08→横岳14:00→14:55治部坂 駐車場15:05=15:20あららぎ高原駐車場15:30=安八役場17:40 |
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現地の状況及び感想その他
【A班】
今回の山行の目的には、A班は冶部坂から、B班はあららぎ高原から、大川入山山頂をめざし、山頂で昼食を共にし、車の鍵の交換を行い、下山した所からそれぞれ車で、決めた場所へ移動し再び合流するという目的もあった。
計画実施の前に、A班はあららぎ高原駐車場の位置確認のため、あららぎ高原へ寄ったため、登山開始が30分遅れることとなった。また、下山後、再集合する場所をあららぎ高原駐車場と変更したため、B班は冶部坂駐車場からあららぎ高原駐車場へ移動することになった。
A班は冶部坂を30分遅れの8:00に登山開始し、横岳を9:20に通過、山頂へは23分遅れの11:23に到着。道中、あちこちでピンク色の花のつつじが新緑の中、色鮮やかに美しく見えた。皆非常に良いペースで登っていたので、B班より当然早く山頂へ到着すると確信していたが、すでにB班は到着しており、A班はがっかり。頂上からの遠くの眺めは雲のため良くなかった。和気あいあいの昼食中、Kさんが足がつり痛むというアクシデントが発生。薬の服用、KさんのスプレーやNさんの処置でほどなく治まり皆ほっと。
12:08には、A班はあららぎ高原へ、B班は冶部坂へと下山を開始。A班は15:05頃あららぎ高原駐車場へ順調に到着。B班は15:05頃冶部坂駐車場へ到着、その後車であららぎ高原駐車場へ移動し、15:20頃合流。15;30頃安八役場への帰路に着いた。
全行程を終えて、計画より30分遅くなったが、A班が下山後の駐車位置確認のためあららぎ駐車場へ寄ったことがあったがほぼ計画通り。大川入山山頂や道中では20~30人程の人達に出会ったが皆冶部坂からの人達で、あららぎ高原から登り降りしたのは我々だけであった。久しぶりに登山らしい登山が出来た山であった。
【B班】
大川入山は中央アルプスの最南端に位置する標高1908mの山です。
交差縦走ということで、牛歩で皆様にご迷惑をお掛けしているこの頃、睡眠不足の私の背に重圧がのしかかる。私達は「カメさんで行きますから!」と「A班」に告げ、B班は三年前から閉鎖のあららぎ高原スキー場手前から出発。900mのウォーミングアップして真新しい登山口の標識を右に見て進む。
シラカバ、ダケカンバ、ブナなどの広葉樹林に差し込む日差しをうけ、生い茂るクマザサが広く刈り払われた登山道の足元には、マイズルソウ、ツクバネソウ、ユキザサ、ギョリンソウなどのお花に癒され、時々、息が上がるも皆でヤママップ、ジオグラフィカを見て現在地を確認でき、心地よいスピードで私は救われる。そして珍しいイチヨウランを二株発見し疲れが飛んだ。私達以外は誰も登山者はいなく、偽ピークを二つ越え、やっと山頂。
南アルプスの展望はなく昼食をとっていると、10分後に「A班」が、笑顔で目は真ん丸にびっくりして登頂する。「まさか、B班に負けるとは!」とか「一時間は待たならんと思った!」「会わなかったら何処で戻ろう!」「休憩を余分にとり油断した!」など、私の背の重圧だった言葉が飛び交った。思わず私は笑顔で、「もう、智子ペースとは言わせないよ!」と、言ってしまった、同時に私の両腿が攣り始め七転八倒。数パーティーで賑わってるにもかかわらず思わず、私は「罰が当たった!」と発し、自惚れを反省した。皆様にエアーサロンパスを噴霧してもらったり、マッサージをしてもらったり、ツムラ68を服用したら!などにより昼食時間に回復し皆様に感謝する。
お互いに鍵を交換して、私達は治部坂観光センターP目指し下山する。薄紫のツツジのプロムナードに感激し、ベニドウダン、ヨウラクツツジ、そして下山でも、イチヨウランを発見し再度感激する。登りコースが「陰」なら下山コースは眺望もよく「陽」で、殆どの登山者が利用する。無事下山しA班に電話すると、今、下山したとの事で健闘を称え合った。累積標高1136m、歩行距離12kmを歩ききり、計画して頂いた健ちゃん、CLと皆様に感謝。
●ヒヤリハット報告
山頂でストレッチもせず、直ぐ、昼食をした為、両大腿が攣り七転八倒。エアーサロンパス、マッサージ、ツムラ68とロキソニン服用、ゼリーなどで難を逃れたが、休憩時はストレッチをやり、こまめの水分補給とマイペースの歩行に心掛ける。